
どうしたんですか?

youtube見てたら貴重な休日が終わってもたわ。スマホがやめられへん
何の予定もない自由な休日に、なんとなくyoutubeを見出して、気づいたら夜中になって一日が終わってしまっていたなんて経験はありませんか?
そんな日は動画を見てしまった自分に絶望しますよね。
何度もそれを経験してる私は、40代にして初めて 「ネットを遮断する生活」をしてみました。
いわゆるネット断ち。
動画なし、ネットサーフィンなしをガチで14日間やりました。その間にやったのはブログ記事の更新だけです。すると、その効果が人生おだやかな幸福感が沸くレベルでした。
ネット断ちをしようと思った理由
ネット断ちしようと思った理由は、ダラダラした生活送っている自分に対して、さすがに40代になって嫌悪感が絶頂に達したからです。
ただ、なんとなくスマホをさわる時間を短くしようと決意しても間違いなく、すぐにどうでもよくなると思いました。自分の性格だからよく分かります。
「ほんの少しだけエロ動画みよ!」と思ったら、確実に1時間以上、オカズを物色してるクズ人間ですから。私は。
なので、自分がハマってる動画を一切見ないぐらい極端に遮断しなければと考えました。
もう、大谷翔平選手の活躍動画すらも遮断するぐらい徹底して
ネットを断てば、それだけ圧倒的な時間が確実に手に入ります。
ネット断ちで生まれた時間で何をするか決めておく
ネット断ちを始める前に、ネット断ちで生まれた時間を何に使うか、前もって決めておきましょう。
圧倒的な時間が出来ても、その時間を有効に使えなければ、ネット断ちの意味がありません。そうでなければ、ネット断ちをすぐに断念してしまいます。
私の場合は、自分への投資に時間を使うことに決めていました。
寝る、食べる以外の時間をすべて、自己投資に費やす。
「寝る・食べる以外の時間をすべて〇〇に費やす」という考え方は堀江貴文氏(ホリエモン)の影響です。以下は私が最も影響を受けた言葉。
私は起業するに当たって、自分の好きな商売ではなく確実に上手くいく商売から始めたほうがいいと言っている。具体的には、
利益率の高い商売
在庫を持たない商売
定期的に一定額の収入が入ってくる商売
資本ゼロあるいは小資本で始められる商売をやればほぼ確実にうまくいくと指南してきた。
これは正しいと思うのだが、どうもたまに上手くいかない人がいるみたいだ。
なぜだろう?と疑問に思って考えてみた。で、これなんじゃないか?と思ったことが一つだけあった。
六本木で働いていた元社長のアメブロ「起業してほぼ確実に成功する方法」より引用
それは睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていないということじゃないかと。
つまり、自分の最低限やらなければならないこと以外のすべての時間を、自分が「やると決めたこと」に投資することが大切なのです。
ただホリエモンは、睡眠だけはしっかり確保していました。なので何を削ろうかと考えたとき、真っ先にPCやスマホをダラダラ見る時間が浮かび上がりました。
自分の無駄な時間を計算してみた
実際に私がネットに触れる時間を計算してみました。「情報発信」のための時間は除きます。
- 6時起床後、6時~6時30分(30分)
- 7時~18時までの仕事の間(昼30分、それ以外の合間など30分)
- 夜練後帰宅して寝るまでに(2時間30分)
平日は最低これだけの無駄な時間があります。その合計4時間。
ちなみにyoutube動画にハマってしまった時はもっと長いです。
さらに土日祝日を見てみるともっとひどいです。
午前中2時間、午後4時間。ほぼこれぐらい見る。6h/24で休日はざっと4分の1ぐらいネット見てます。異常です。
1日あたりの活動時間を16時間として、1週間の活動時間が112時間。
平日が4時間×5日間=20時間、土日が6時間×2日間=12時間、合計32時間
起きてるうちの約28%がネットで余計なもん見てる。起きてる時間のうち4分の1以上はだらだらとネットをみてることになります。
「情報発信」や「仕事」の時間も入れると、起きてる時間のほとんどネット見ていることになります。
なんとなく、自分の幸せを削っているような気がしませんか。
ネット終了後にあるのは虚無感と疲労だけ
ネットは危険極まりない。特にYoutube動画を見ているときにそれを感じます。
私はお笑いや格闘技、サッカーの動画をよく見ていましたが、終わっては関連動画を見ての繰り返しで、気が付けば夜中の2時3時は当たり前。
休みの日なんかは朝目覚めて、布団に入りながら動画を見だして、気づけばお昼になっていたりする。特に私の場合は独身なので、基本誰に起こされることもありません。
なので、動画を見だすと一直線に廃人行きとなってしまうのです。動画を心ゆくまで見終わったときの虚しさたるやハンパではありません。
一日、動画を見て過ごしてしまったという、虚無感のみが残るのです。
誰かが言ってました。
youtube動画を配信するのは搾取する側、youtubeを見るのは搾取される側だと・・・

確かにyoutubeを見ることって、将来何にも残らへんよな・・・
体のエネルギーが奪われる

ネットの見過ぎは 直接的、間接的に 体調に支障をきたします。
直接的には、肩が凝ります。体が硬くなります。血行が悪くなります。交感神経が優位になり神経が過敏になります。
そして、目が異常に疲れます。下手すると画面がぼやけたりします。また間接的には動画を見すぎることで睡眠時間をがっつり削ってしまうことが多々あります。
さらに神経が過敏になっているので、眠りが深くなりません。その繰り返しで体のエネルギーがどんどん低下します。
エネルギーが低下すると、疲れやすく、眠たく、集中できず、さらに胃の調子が悪くなったり、頭痛がしたりします。
私の場合特に、下痢になったり冷え性がひどくなったりしてしまいます。
体のエネルギーの低下は、女性の本能により、男性としての価値を下げ、恋愛にも断然不利になり、ネットにハマることはマイナスでしかないのです。

一度見てしまうと、もう止められへんのよな

人間の意志って基本弱いです。だから何があっても見ないことが大切なんです
ネット断ちのルール

ネット断ちのルールを以下に設定しました。
- 期間:とりあえず2週間実施
- 基本的にPC・スマホを見ない
- すべての動画をシャットアウトする
- 情報発信のためのtwitterやブログ更新はOK
- 仕事のためのPC使用はOK
- テレビは元々家にないので見ない
これまでは、ネットを控えようと思った時でも、食事中や待ち時間などに見ることはありましたが、それもなしです。
このネット断ちをすると必要な情報が得られないのではというリスクがあります。私の家にはテレビもないので余計にです。
そこが若干不安ではありましたが、日々目にする情報というのは、どちらかというと「悪いニュース」の方が多いですよね。
それをシャットアウトする方がむしろ私の心は豊かになれるような気がします。
以上のルールに従い、14日間のネット断ちをすることにしました。
14日間のネット断ちの効果はいかに
14日間のネット断ちを終えての率直な感想ですが、
控えめに言って、効果抜群すぎて、この先ずっと続けていくことは確定しました。
「特によかった効果(劇的な効果)」と、「まぁまぁやってよかったなと思える効果(そこそこの効果)」に分けてお伝えします。
一応デメリットと考えられることも記載しました。
劇的な効果
①圧倒的に時間が増える
当然ながら自分の目標達成のための時間が増えます。この時間を作るために始めたことなので、ネット断ちは大成功と言えます。
私の場合、一日4時間ほど自由な時間が増えました。
ただ、ネット断ちをやっていて思ったのは、「絶対に成し遂げなければならない何か」がないと実践するのは難しいってことです。
なので、壮大な目標を持って、それに突き進みましょう!
②目標達成のための集中力が増す
ネット断ちとはある意味「決意宣言」と同じように思いました。強制的に時間を作ったのであとはやるだけ。そう考えると、起きてすぐに必要な読書をしたり、勉強したりできるようになりました。
以前は、一度集中しても、一旦休憩すると、スマホに手がいき休憩が予想以上に長引いてしまったり、休憩ではなく終了になってしまうことが多々ありました。
ネット断ちを始めて、たとえ少し休憩しようとも、すぐに集中モードに入れるようになりました。
何かに一つのことに集中するためには、ネット、それ以外を断つことが最適だと知りました。
◆余談ですが・・・
受験や仕事関係で目標を達成するためには当たり前ですが、高い集中力が必要です。
そのために重要なことは一日の始まりである朝の過ごし方。つまり朝、時間通りにスッキリ起きられることで一日を有効に使え、生産性がグッと上がります。
逆に予定していた起床時間を過ぎて、スッキリしないまま目覚めてしまうと・・・
そんな朝の始まりを気持ちよく迎えるための便利な道具があります。それが、自然の光で起きられる目覚まし時計です。
大音量の目覚まし時計は、とにかく起きるのがツラいです。寝ている脳を半ば強引に起こすので。
しかし、この光目覚まし時計は、日が昇る太陽の自然な光で「スーッと」起きられる、ここ数年で最も重宝している道具です。今は、携帯の目覚ましを使うことはなくなりました。
とにかく、一日を有意義に使うには、朝スッキリと目覚めること、そして、ネット断ちです。


③リラックスできる時間が増える(体に良い影響)
仕事の休憩時間や合間にスマホを見たり、家でスマホを見るのは実はリラックスできてないんですよね。
吉祥寺森岡眼科院長の森岡清史さんは以下のように言っています。
「パソコンやスマホなど近くのものを見続けている間は、目の周りの毛様体筋が緊張しています。交感神経が長時間働きっ放しになるため、自律神経のバランスが乱れやすくなるのです」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO14092930V10C17A3000000/
これは私も思い当たる節があって、仕事で一日PCを見続けていると、頭皮がカチカチに固まります。
だから、このネット断ちをきっかけに仕事中も、あまりガッツリPCを見つめすぎないように意識しています。
そしてPCを見る時間が長いかなと感じれば意識的に席を立って、トイレで軽く頭皮をマッサージするようにしています。
余談になりましたが、ネットから離れる時間が増えたことで、緊張する時間が減ったのです。

勉強に集中した後に好きな動画を見てしまうと、結局脳は休めないんですよね。で、次のパフォーマンスが下がってしまいます
そこそこの効果
①虚無感に苛まれない
私は過去を振り返って何度も「うわ~、こんな遅くまで動画見続けてしまった・・・」という自己嫌悪を経験しています。
やめられませんでした。
それがネット断ちをすることでピタッと収まりました。ネット断ちをし続ける限り、動画を見ることもありませんので自己嫌悪になりようがありません。
死ぬときに人生を振り返って、「もっと勉強していたらよかったな~」と思うことはあっても「あの動画見とけばよかったなあ~」と思うことはないので、もうこのまま突っ走りたいですね。
②ネガティブな情報の影響を受けない
ネットニュースなどは幸せなニュースよりもネガティブな情報の方が明らかに多いです。
そのたびに「こわいなー」「この先日本はどうなるんかなー」とか少なからずネガティブモードに入っていたので、ネット断ちしてよかったと思っています。
また、エンタメ系の情報でも、グラビアアイドルなどの熱愛やエッチな画像などの情報は、結局のところ、自分の欲を満たせるモノではなく、余計に不足感を感じてしまうだけなので、ネット断ちして正解でした。
③早く寝ることが惜しくなくなる(体が元気になる)
ずっと起きて、動画を見ていたいということがなくなったので、最近はほんと、サッと23時に布団に入り眠りにつきます。結果、体がめちゃめちゃ元気です。
また、直前にネットを見ていないことで、睡眠の質も劇的によくなりました。
ネット断ちのデメリットは
デメリットですが、
何一つありませんでした。本当に。
情報不足で取引先との会話に困るかもなんてことを考えていましたが、今のところ、全く困っておりません。
私の仕事はそこまで大層なモノではなかったようですw
あと、お笑いの動画やサッカーの動画などは少し見たいなって気持ちはあります。そこは最初我慢しましたが、そもそも、どんな番組が始まるかといった情報も耳に入ってこないので、見たい気持ちもほぼなくなりました。
ある程度、目標達成したら見るつもりです。
まとめ
大きな目標がある場合は特にネット断ちは有効に働きますよ。
時間ができるだけでなく、自分の決意宣言にもなり、集中力が身に付きます。
逆に言えば、目標がなければネット断ちは無理だと思いますね。
また、ネットやスマホから意識的に離れてみることで、かなりリラックスできます。
食事をしながらスマホを見ていた人。運転の停車中や待ち時間にスマホを見ている人。朝起きてすぐ、そして寝る前にとりあえず情報をチェックしていた人。
当たり前だった行動を止めてみると見える世界が変わります。
私たちはつい十数年前まで、スマホをじっと見つめ続けるなんてことはなかったですよね。その時の方が物事に集中していませんでしたか?一日が充実していませんでしたか。
とにかく、ネット断ちはメリットしか感じられません。私はずっと続けます。
あなたも、まずは1日だけでもスマホから離れてみてください。
それさえも困難だと感じたならチャンスです。
あなたは劇的にあなたの世界を変えられるはずです。
うわー、今日もやってもたわー